教育無償化について思うこと

教育無償化について思うこと

「教育や学習に対して門戸が開かれること」は重要だと思いますが、
学校が無料になることは対して意味が無いと思ってます。

学校が無料になることと、教育が無償になることは僕の中であんまり結びつきを感じて無いです。

理由1。 学校で学ぶ内容は人によって向き不向きがある。教育の価値は本人の才能を伸ばすことである。

僕の価値観では、どんなもんにでも才能があるように、学力(学歴を得るための能力としましょう)には才能があります。能力=遺伝的才能+環境による後天的獲得+努力と見たとき、現状子どもは努力以外は運な訳です。そんな選択不可能な内容によって良し悪しが決められるのはとても不幸だなと思います。
自分の遺伝的才能と環境が選択不可能な状況を変えるのは難しいですが、それに沿った選択ができることが幸せだと思います。

理由2。 暗黙の価値観に同意できない。

学校の無料化は「さぁ、無料になったので、もう言い訳はできないよ」となるだけかなと。 むしろ、そこまでして「学校教育というとても価値があるものを無償化しました」という雰囲気かから感じでる「学校教育に価値がある」という価値観がとても気持ち悪いです。

どっちの理由も「学校教育ってそんな大事か?」という思いに溢れています。
「金銭的理由による教育の機会を奪われてはならない」という価値観はとても同意できますが、その手段としての「学校の無償化」は全然わけわかんねーって気分です。無償になったら行きたい人は喜びますが、学校に行きたく無い人だって一杯いると思います。