言葉の万能性への考え
DevelopersSummitがあったので翔泳社の書籍が50%OFFだったので、ずっと読みたかったので。
本著では、ドメイン(端的に言うとビジネス)に関わる人とエンジニアが共通の言語(ユビキタス言語)で会話できることの重要性を説いている。そして、それを成すための方法論や考え方についてまとめている。
何ページか読んで考えたのはシステム開発とは全く別のことだった。
読書会で後輩とよく議論になるのは「言葉の表現力は万能か否か」ということだった。僕は万能派である。これは正解のある話ではないので、正しさというよりは世界をどう見ているかという話に過ぎない。
ドメイン駆動設計を読んで思ったのは、自分がそういう考え方をするのは職業柄だなということである。
システム開発とは、システムや業務という不定形のものや概念をコードという具体的なものに射影する作業である。この感覚が色々なものに拡張されているのだと思った。