感情に理由をつけるな

Discordで飲みをした。そこで一緒に飲んでいた、友達が苦しんでいた。

 

「人生が無意味でやる気が出ない」

 

彼はニヒリズムに陥っていた。苦しんでいる人は救わねばならないと思った。また、間違った思想が機能しないなら、破壊しないといけない。

彼に質問を繰り返し、一つ一つ分解させていった。

 

言葉は定義を確認し続けることでどこまででも解体できる。

意味がないのその先には意味自体が定義されず、ないとすら言えない本当に何もなさがある。意味が「ない」のである。

 

そして、最後は「私はそう思う」と理由もなくただ主張し続けるのみの状態にいたる。

 

 

そこにいたるとどうなるか。

 

「人生が無意味で、やる気が出ない」という言葉が「やる気が出ない」という状態に至る。ただやる気が出ないのである。状態があるのみである。

 

悪い状態に理由をつけるな。なぜなら、理由は固定を促すから。そして、理由は必ず間違えるから。

間違った理由によって悪い状態に固定されるほど愚かなことはない。

 

幸せな状態を固定する理由を破壊するほど、野暮ではないが不幸な理由は破壊した方が良いだろう。

 

私達はずっと都合の良い理由を生み出し続け、踊り続けるのみである。