2017/09/01:欲の節約

◆平凡な人間の価値

人間は自分の能力を客観的評価とは別に「平均より少し上くらい」と評価するそうです。出典探すのも面倒だし、このことの厳密性にあまり意味はありませんが、この言葉がどのくらいしっくりくるかは私の中では重要です。

 

つまり私もまた自分のことを平均よりは上であると評価している人間のうちの一人だから。

 

卑下するほど酷いことも無く、誇るほどには大したこともない。

十把一絡げの人間の生き方は良くも悪くも平凡ですが、人は平凡で大したことのない自分というものを受け入れることにひどく苦労します。

 

だって、自分の価値とか感じていきたいですよね。もう一般的な用語になった承認欲求というやつでしょうか。こういう言葉ができたら意識する機会が増えますね。

言葉が思考を規定していくという価値観は割りと好きです。

最近の映画だと、虐殺器官とかメッセージとか。

 

そんな承認欲求の一番健全な形は与え、与えられという関係性の中で育むことかなと思っています。狭いコミュニティで群れることは悪いことじゃない。

 

だが、自分とかは他人の承認欲求を満たすことが下手なので、他人との関係性以外から満たしていくしかありません。楽しいことや自己満足ですね。

 

それでも、そこからはそこまで多くの承認欲求を満たすことはできません。

それでも、何とかやっていけるように、承認欲求を節約して生きている感じはします。