2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

BEASTERS。コントロールできるものとできないもの。

BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス) 作者:板垣巴留 発売日: 2017/01/06 メディア: Kindle版 BEASTERSが面白い。 肉食獣と草食獣を含んだ人種(種別)問題をはらんだ世界で、ある個人が自分の感情が本能依存(食欲)なのか理性的なもの(愛情)なの…

愚痴について思ったこと

愚痴の言い方について考えている。 愚痴には聞いていて建設的な愚痴と、そうではない愚痴がある。 建設的について定義する。 愚痴は当人が何かの問題に直面し、その解決が簡単に困難で途方に暮れた際に発生する。その問題の解決に寄与、もしくは問題自体の無…

何のための自由なのか

自由が目的化されている気がする。 自由が大事だと叫ばれ、束縛が悪だと言われる。 その自由の先には子どもっぽい欲求の充足しか見えない。 「自由」の先に「望んだことが、望んだ通りに達成される」以上のものを見ることができない。そこには一切の他者もな…

ポテトサラダの話について思うこと

母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ に対する批判を眺める機会があったが、ポテトサラダの作る手間や難易度という問題に還元されていてモヤモヤした気持ちになった。 こういうのは最終的にどういう点を議論したら建設的になりそうか、という想像が必…

道徳のニューラルネットワークというアイデア

倫理学の本を読んでいた。 道徳は全然答えが出ておらず、決定的合意も発生しなそうという印象を持った。 道徳は主観的なものな気がするし、客観的なもののような気もする。 この主観性と客観性が同時に解決されるようなアイデアは無いかなと思ったが、ふとニ…